医療法人聖生会|法人WEBサイト
採用情報
一つの動作が、
かける言葉が、
利用者様の
リハビリに。

認知症の方には
積極的に会話を。

私が担当するのは、比較的重い認知症の方が入所されているフロアです。ご自分から話してくださることは少なく、そのままでは症状が悪化するおそれがあるため、私の方からどんどん話しかけます。目線を合わせて、話すスピードにも気を配りながら。
ある方は、ご家族が一緒のときは落ち着いているのに、夜中になると眠れず叫んだり、部屋の外を歩き回ったりされていました。そこで、私が家族のように身近な存在になれば安心されると考え、積極的に関わった結果、普通に会話できるまでになられました。もちろん、接し方は利用者様によって違います。1人でいることが好きな方なら、ちゃんと見守っていることが伝わる近さを保ちながらも、関わりすぎないようにします。

体で「対話」し、
ご本人の力を引き出す。

利用者様が家庭で生活できる状態にするのが、介護老人保健施設の役割ですが、特に「日常ケアのリハビリ化」を掲げるこの施設では、「やりすぎない」ことが大切です。ベッドから起き上がる際、顔だけでも自力で上げていただく。トイレで立ち上がるときも、できるだけ自分の力で。認知症の方には、言葉では伝わらないので、ご本人がどのくらい力を入れているかを感じ取りながら、足りない分を補うように支えます。
寝ている姿勢に問題がある場合は、理学療法士に相談したり、食事が進まない方にどう栄養をとっていただくかを、看護師と話し合ったりも。同じ目的を持つ他職種の心強い仲間に助けられながら、利用者様の持てる力を引き出す介護に取り組んでいます。

PROFILE
リハビリス井の森 介護福祉士 福田 領

2012(平成24)年入職

募集情報・エントリーはコチラ
pagetop