Staff Voice
病院や施設を退院・退所される方や、これから介護サービスを受けたい方の、「在宅で生活したい」という希望に応えるのが、ケアマネジャーの仕事です。認知症や車椅子使用、失語など、利用者様の状態はさまざま。まずご自宅を訪問して身体状態や住環境を確認しながら、ご本人やご家族からどんな生活がしたいかを詳しくお聞きして、必要なサービスへとつなぎます。
脳梗塞や末期がんなどで急に倒れた方のために、介護用ベッドや看取りをしてくれる看護師の手配をすることもあります。外出から戻らない認知症の方を探し回ることも。地域全体を担当するケアマネジャーの仕事は思った以上に幅広いですが、「あなたでよかった」と言っていただけるうれしい瞬間もあります。
看護師として病院勤務や訪問看護を経験し、ケアマネジャーの資格を取得。子育てが手を離れ、ここで正職員として働き始めました。整形外科や泌尿器科の看護師を務めた経験は、病状の経過を予測するうえで役立っていますが、ケアマネジャーの仕事は初めて。それでも先輩2人が進んで同行を買って出てくれるなど、本当によく教えていただいたおかげで独り立ちできました。リハビリス井の森の医師や看護師にも専門的な意見を仰げることも、安心感につながっています。
職員の学びに積極的なこの職場では、地域包括支援センターが開催するケアマネジャーの交流会や事例検討会への参加も奨励してくれます。こうした横のつながりも、大きな力になっています。
2014(平成26)年入社