満65歳以上または特定疾患を罹っている満40歳以上で要介護状態、かつ入院治療の必要がない方が入所し、自宅生活への復帰をめざす、介護老人保健施設。利用者様の状態に応じて作成したケアプランに基づき、食事・排泄・入浴などの介助(身体介護)や、機能回復訓練・リハビリテーション、健康管理などを行います。
毎週1回、関係するスタッフ全員によるカンファレンスを実施。「少しでも歩けるように」「ぐっすり眠れるように」など、各利用者様のご希望や課題を各職種が共有・検討し、より適切なケアをご提供します。
また、人との関わりが困難な利用者様も、スタッフや他の利用者様との関わりを通じて、小さい範囲ながらも適応できる社会・生活空間を広げていけるよう考慮しています。
ご家族の病気や冠婚葬祭から、休養・旅行まで。ご自宅での介護が難しい突発的な事態や、気分転換の際にご利用いただけるショートステイ。専門スタッフによる入浴や食事・排泄の介助や、リハビリテーション・機能回復訓練、レクリエーションといったサービスをご提供し、送迎も行います。
看護師や協力医療機関との連携による健康管理、相談員による生活全般のアドバイスにより、ご家族の不安解消もお手伝いします。
生活環境の急激な変化は、利用者様にとって負担となり、認知症症状の悪化につながりかねません。当施設では、できる限り在宅時の生活パターンを把握した上で、サービスの提供を行うよう心がけています。
心身機能の維持や回復・向上を図る、日帰り施設です。ご自宅との間の、送迎も行います。
提供サービスとしては、理学療法士による筋力トレーニングやエクササイズ・マッサージ・電気治療などの機能訓練、作業療法士による手芸・工芸などのグループワークを通じた手先の訓練やゲームなど。また、入浴や食事動作訓練、言語聴覚士による失語症や構音障害、高次脳機能障害などコミュニケーション障害の訓練、また咽る場面が増えた等、食べ物が上手く飲み込めない嚥下障害についての訓練・評価を行い看護師が協力医療機関との連携による健康管理、相談員による生活やリハビリに関するアドバイスも行います。
日中だけのご利用時間ですが、介助の際も一方的に行うのではなく、利用者様に何らかの反応を返していただく気持ちのキャッチボールによる、「共感」を大切にしています。
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士がご自宅へ訪問。在宅生活が継続できるよう、運動や作業活動、嚥下機能などの訓練をリハビリの専門家が行います。
身体機能の維持には、日常生活でも少しずつ意識することが大切です。無理なく継続できるような自主トレーニングのレクチャー、ご家族への介助指導も含め、きめ細やかな支援を行っています。
介護サービスの利用を検討されている方が、適切なサービスを受けられるよう、利用者様の状態やご家族のご要望をお聞きしてケアプランを作成する居宅介護支援事業所を、介護老人保健施設に併設しています。
認定ケアマネジャー資格に加え看護師資格を持つケアマネジャーが、利用者様の心身の状態をふまえ、ケアプランを作成いたします。
「これでよかった」とご満足いただけるケアプランとなるよう、これまでどのような人生を歩んでこられたか、また、この先の生涯をどのように過ごされたいかを考慮して立案いたします。